練習気分で詠んでみた短歌(?)です。
(や)
今年の
夏のはじめ頃のこと、
蚊に刺されて
夏だなあと思い、
素肌が少し露出する
夏の服になっているのだから
蚊にも刺されるわけだ、
と思う。
夏のわりには
空に雲がかかり、
星もあまりよく眺める
ことができない、
夏だって雨は降るとはいえ、
などと考え、
それにしても
暗くなるのが遅くなって
日が長く感じられるな、
朝になるのも早い、
などと
どうでもいいようなことを
思った日のことを詠んだ歌
やぶ蚊飛び
肌のかゆみと
夏衣
星空恋しく
短夜明ける
まるゆ。
やぶか とび
はだ の かゆみ と
なつごろも
ほしぞら こいしく
みじかよ あける
まるゆ。
あたりまえだけど
夏の風物詩って
けっこうある
夏の風物詩って
けっこうある