練習気分で詠んでみた短歌(?)です。
(み)
今年の梅雨時、
雨が降るのは当たり前
としても
寒いのだか暑いのだか
じめじめするのだか、
何ともはっきりしない
妙な天候のなか、
みずようかんを食べた。
よく見れば
その色は梅雨の雲の色に
似ていなくもない。
曇りとわずかな晴れを
繰り返すような
空を眺めながら、
今年の夏は暑いのかなあ、
などと思いながら
みずようかんを
口に入れると
甘くて、
何となく梅雨の晴れ間を
思わせる。
そんなときのことを詠んだ歌
みずようかん
梅雨時雲に
似た色で
隙間の晴れの
ほのかな甘さ
まるゆ。
みずようかん
つゆどきぐも に
にたいろ で
すきまの はれの
ほのかな あまさ
まるゆ。
甘いもの
少しくらい?は
癒しの薬?
少しくらい?は
癒しの薬?