練習気分で詠んでみた短歌(?)です。
(ま)
今年の
まだ初夏のあるとき、
寝床から窓のほうに
視線を向けると
何やら明るい気がして、
カーテンを開けたら
満月と思われる
月が出ていた。
時間は未明頃、
月は輝いていた。
無理にでも
寝床から眺めようとして
妙な体勢になったが、
何だか贅沢をしている
気分になって、
少しの間眺めていた。
そんなことを
詠んだ歌
窓の月
暗き家の内
照らし行く
寝床で眺む
夏の暁
まるゆ。
まどの つき
くらき や の うち
てらし ゆく
ねどこで ながむ
なつの あかつき
まるゆ。
わずかなこと
かもしれないけれど
心がなんとなく軽くなる
そんなことだってある
かもしれないけれど
心がなんとなく軽くなる
そんなことだってある